選ぶことの出来る人生を
私たちは障害福祉業界を始め、世の中の課題を解消しながら、利用して頂く方々の無くてはならない存在であり続けることを目指しております。
支援を必要とする方々の拠り所として共に歩み、利用者自らが望むことを昨日よりも選択しやすい今日にするため、日々の成功体験を通じて自分らしい生き方を見つけることで、人生の中で大切なものを作って頂けるような取り組みを行っております。
コミュニケーションの取り方
重度の知的障がい者支援にはさまざまな課題がありますが、主な課題の一つは、1人ひとりに対する適切なサービスの提供が難しいことにあります。重度の知的障がい者の方は特に、自己の意思を表出することが苦手なため、支援スタッフが常に的確な判断をしなければならず、そのためには高度な専門知識や技術が必要となります。それぞれの方に合わせた意思の疎通をするためのツールや関係性を創り上げることに1番時間を使います。
絵カードや写真カード
利用者の理解に応じ、絵カードや写真カードを使うことで、言葉が理解できなくても意思疎通を図ることが出来ます。
スタッフは利用者に対して、絵カードや写真カードを提示することで、これから行うことを伝え、納得して行動に移してもらいます。また、伝えたい内容を順番に並べることで、見通しをもって過ごしていただくことができます。例えば、散歩の後は車に乗って施設に戻る時は、「散歩」「車」「家」3枚のカードを用いながら誘導することで、理解し納得した上で、不安感を抱かずにコミュニケーションを図ることが出来ます。
コミュニケーションボード
コミュニケーションボードは、利用者が欲しいものや、したいことを書いたり、選択肢を提示したりすることで、コミュニケーションを促す時に使用します。
散歩で同じコースを3周歩いた後、車で施設に戻る場合は、1から順番に数字が掛かれたボードに4番目の箇所に車の絵文字カードを置いておきます。1周するごとに順番に数字に〇マークを付けていけば、3周した後は車に乗り帰ることを一目で理解してもらえます。
同じことを何回も反復して行う時などに使用でき、これも絵カードと同時に複雑な説明も工夫次第で利用者の方にも理解して頂けます。
施設でのこともご家庭のことも
取り組んで頂く活動の中には、実生活の行動に基づいた行動を模したものも多くあります。洗濯ばさみに服の絵が描かれたカードをはさみ物干し竿にかける等といった、様々な行動を練習することで施設内だけではなく、自宅に居るときでも応用して頂け、実際にご家庭でも自分のことが出来るようになってきたり、自立した生活へと徐々に繋げていただけます。
成功体験の先にあるもの
そういった小さな成功体験の積み重ねが、自己肯定感の向上や、コミュニケーションを図ることに対してとても前向きになり、どんどんやりたいことが増えてくるようになってきます。周りの人を叩くことでしか思いを伝えることが出来なかった利用者もDareでの取り組みを通じて様々な方法で考えを伝えられえるようになりました。
その結果新しく出会う人との関係性の構築も出来るようになったり、自分の思い描くことの自己表現もこれまでより上手に出来るようになりました。
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